お客様の声 救世軍ブース記念病院様

創立から105年。変わり続ける時代の中で「地域」と「社会」に寄り添う医療機関。

ブース記念病院様の事業について、教えてください。

1916年（大正5年）、当時流行していた結核の療養を目的に設立した『救世軍杉並療養所』が、私たちの起源です。“日本初の一般市民を対象とした結核サナトリウム”としてスタートした杉並療養所は、社会情勢に合わせて病院の機能を変え、1968年（昭和43年）には『救世軍ブース記念病院』と改名しました。2016年（平成28年）には100周年を迎え、現在に至ります。

長い間、地域医療を支えてきたブース記念病院様の医療方針を教えてください。

2020年（令和2年）春、高齢化社会と周辺地域の医療ニーズを背景に、これまでの一般病床が「地域包括ケア病床」に変わりました。地域包括ケア病棟32床・緩和ケア病棟20床・療養病棟147床、そして併設する福祉施設とともに、地域社会に寄り添いながら、心の通う“暖かな医療”の提供を目指しています。

直接応募増からの採用を実現。魅力ある『看護部サイト』の制作で、採用コストを大きく改善。

ファニプロへ最初にご依頼いただいたのは、2011年です。当時は、どんな課題をお持ちでしたか？

まず、看護師をはじめとした採用活動に課題がありました。当時はなかなか応募がなく、紹介会社を利用して人材を集めていたのですが、採用の度に発生する紹介手数料がネックになっていました。そこで、高額な紹介手数料による採用コストを抑えるために看護部サイトを制作して、転職を検討中の看護師さんに強くアピールできるようにしたいと考えたんです。
また、当院の雰囲気を的確に広く伝えるために、病院自体のホームページ制作も合わせてお願いしました。

看護部サイトを制作して、効果はありましたか？

看護部サイトを通じて、直接ご応募いただく方が大きく増えましたね。これまで年間1～2件程度だった応募数が、月間で5～10名程度まで伸びました。また、看護師はもちろん、他職種の人材採用にも効果があり、採用担当の人事や看護部長も「応募者の対応に忙しい」と、嬉しい悲鳴をあげていました（笑）。

直接応募からの採用に成功し、紹介手数料を抑えられたことは、経営的にも助かりました。サイトの年間保守までお願いしても、看護部サイト経由で一人入職いただければ、紹介会社を利用するよりも費用を抑えられますので。

病院のホームページも、大きな反響がありました。新たなホームページを見た方々が興味を持ち、お電話からお問い合わせをいただいています。昨今は、コロナ禍の影響で病院見学をお断りせざるを得ない状況があり、その分ホームページをご覧になっていただく機会が増えているのだと思います。効果的なコンテンツとデザインで構成されたホームページは、施設の魅力や雰囲気を的確に伝えることができているのではないでしょうか。

私たちが思っている以上に、病院のご利用を検討される方々はホームページを見ているのだな、と実感しました。現在もホームページのさらなる充実に向け、施設の紹介動画制作をお願いしています。

丁寧かつスピーディな対応で安心感。柔軟な提案に期待感も。

制作過程において、ファニプロの対応はいかがでしたか？

丁寧にヒアリングいただいていたので、安心してお任せできました。制作に関わる知識がない私たちからの大まかなリクエストにも、一つひとつ耳を傾けていただいて。その上で「こういうやり方ができます」と、具体的かつ魅力あるご提案をいただきました。そのため制作中の不安はなく、「どんないいものができるのだろう？」という期待感が大きかったです。

また、対応も本当に速いですね。追加したい情報もすぐ更新いただき、タイムラグを感じることなくタイムリーに情報発信できました。ブース記念病院以外にも、併設する施設やグループ病院のホームページなどの制作もしっかり進めていただいています。

ありがとうございます！様々な案件をお任せいただいて、感謝です。今後も良い関係を築いていけたらと思っております。

振り返れば、看護部サイトやホームページ、現在制作いただいている施設紹介動画と幅広くご対応いただいています。創立100周年の際には、ブース記念病院の歴史を紹介する動画を制作いただきましたね。動画公開時には「この地域には、こんな特色があるんですね」と地域の方々から直接感想やご質問をいただき、こんなに反響があるのかと正直驚きました。

ファニプロさんに制作いただいたサイトや動画、パンフレットのクオリティはどれも十分に満足しています。「正直、ちょっと甘えすぎているかな？」と内心思っていますが…（笑）。これからも、いろいろなご提案をいただきながら、ともに歩んでいけたら嬉しいです。