「ファ」の話 2021.07.15

創業記念日に感謝の気持ちを込めて、社員にオーダーノートを贈りました!

#社内イベント#創業記念日#働き方

こんにちは!広報の吉澤です。突然ですが、ファニプロの創業記念日は七夕、7月7日です。みなさん、会社の創業記念日って毎年何かしていますか?もはや創業記念日っていつ??という方も多いかもしれませんね。

先日、創業12周年を迎えたファニプロ。今まで特にイベントを行ってこなかった弊社ですが、今年は創業記念日に何かやろうか?と、役員含め悩んでい ました。

CONTENTS

    創業12周年、社員に感謝の気持ちを

    創業12周年って半端な数字では?と思われるかもしれませんが、本来は創業10周年に、取引先やお客様も含め盛大なパーティーを開催したいという話が持ち上がっていました。しかし繁忙期が終わってから、と思っているうちにコロナ禍に入り、すべての計画がなくなることに……。どうしようかなと思っていたところに、ある日「社員だけにでも感謝の気持ちを伝えたいなあ」と社長がポロっと言ったのです。

    ならば記念品でもつくりますか?!いうことで、社長が今回の記念品選びのテーマにしたのは、「アナログ」。えっ、アナログ?と思っていた私ですが、社長がコロナ禍で改めて感じたというのが、「アナログの大切さ」。

    以前から社員の多くは、制作はもちろん何かメモを取るときもスマートフォンやノートPCを使っていました。そんななか、コロナ禍でさらに、リモートワークやWEB会議など、デジタル化が加速。しかしデジタルでは、温かさや空気といったアナログ的な情報を得ることが難しいもの。感性も重要なクリエイティブにおいて、アナログから得られる情報はやっぱり大切だ!とコロナ禍で改めて気づいたというのです。

    そして今回、社員に感謝を伝えるとともに、「クリエイティブを提供するファニプロだからこそ、アナログも大事にできる会社でありたい」そんなメッセージも伝えたいと、今回のテーマに「アナログ」を選ぶこととなりました。

    記念品のプレゼントはカキモリのオーダーノート

    アナログな記念品って何がいいだろう?と考えるなかでアイデアが出たのが、東京、蔵前にあるカキモリというお店のオーダーノート。

    https://kakimori.com/

    こちらのお店、世界に一つだけのオーダーメイドのノートがつくれるお店なのです!

    いくらデジタル化が進んでも、鉛筆を持って手を動かしている時に他のアイデアが出てくることは多いものです。そのためクリエイターはもっとアナログ的に手を動かしたほうがきっと自由にアイデアが浮かぶ。またオーダーノートなら、「一人ひとりの個性を尖らせて進化していける会社でありたい」というファニプロの想いも込めた、一点もののプレゼントとして贈ることができます。

    そこで、役員2名に社員それぞれの個性やイメージカラーを考えてもらったのち、カキモリへ足を運ぶこととなりました。

    社長と広報でカキモリへ

    23冊分のオーダーノートをつくりにいざカキモリへ。

    入口はこんな雰囲気。

    店内に入ってびっくり。いろいろと選べるとは知っていたものの、表紙、裏表紙、中紙、リング、箔押し、などなど、これでもかというほどの選択肢の多さ!

    壁一面にびっしり!

    それでも事前に考えてきた社員の個性やイメージカラーをもとに、「○○さんは柄モノがいいかな?」「○○さんにはこっちかな?」などと社長が表紙を決めていきました。

    社長、一生懸命選んでいます。

    表紙を選ぶこと数十分、中紙の種類、枚数、リングの色・付け方、留め具の有無、縦向きか横向きか、などなど、23冊それぞれ選ぶには種類がありすぎて「これ一日で選びきれないぞ?!」と社長が困り始めました。

    リングの種類に悩む社長。

    カメラ係として同行した私は社長が選んでいるのを横目に、ひそかに思っていました。
    (私も選びたい……!!)

    実は個人のインスタグラムで、以前からカキモリのアカウントをフォローしていたわたくし。いいなー選びたいなーと思っているところに、社長が遠慮がちに言いました。

    「ねえ、吉澤さんも、手伝ってくれない……?」

    「はい!喜んで!!!!!」

    そこからは広報吉澤も加わり、悩める社長とウキウキ吉澤の2人でノートの部材を選定しはじめることになりました。

    箔押しの色もリングの色も迷っちゃうけど、楽しい!!

    そして、ようやくすべてのオーダーノートの部材選びが完了。一冊ずつ異なるオーダーも丁寧に手際よく対応していただいたカキモリスタッフさん、ありがとうございました!

    選び終わり、ホッとする社長。

    果たして、社員は喜んでくれるのか?

    創業記念日当日まで、プレゼントの中身は社員には秘密でした。それでも、今年の創業記念日はいつもと違うぞ!ということを気づいてもらうため、2週間ほど前から「みなさんに感謝を伝えるプレゼントを贈ります!」と社内のグループチャットで告知。前日にもヒントを出し、社内のワクワク感を高めていきました。

    準備完了!
    プレゼントを渡される前の社員たち。

    当日12時に、プレゼントを抱え社員のもとへ。簡単に社長から今回のノートに込めた想いを伝え、役員2名から一人ひとりに手渡していきました。もちろん全員は出社していないので、リモート社員には事前に配送手配をし、オフィスの様子も覗けるよう、スマートフォンでビデオチャットをつないでいました。

    役員2名で配ります!

    受け取った社員は、社員同士ノートを見せ合い「○○さんのノートどんなのでした?」「えっめちゃくちゃ○○さんっぽい!」「僕なんでこれなんですか?!」など、個性の違うノートに面白がって、コミュニケーションも増え、社内イベントとしては成功と言ってよいのではないでしょうか?!

    クリエイターが多いからなのか、プレゼントをもらって単純に嬉しい!笑顔!というよりも、この表紙の柄は何だろう?どんなつくりなんだろう?とみんなが真剣にノートを見つめている姿が印象的でしたね。

    ノートに喜ぶ社員たち。
    他の人のノートが気になる社員たち。

    ノートを渡し終わった後は、せっかくなので出社している人の分(18冊)を集めて写真に収めました。写真撮影中も、「これ○○さんでしょ!」「ちがうの?!」「じゃあこっち?」など、しばらくノート当てゲームを楽しんでいる社員もいて、ほほ笑ましかったです。

    リモートの社員も、ノート到着後に「私のはこちらです!」と写真を撮って送ってくれて、社員からのリアクションがたくさんつくなど、ここ最近で一番社内のグループチャットが盛り上がっていました。

    まとめ

    オーダーノートをつくって渡しても、たいして盛り上がらずに終わったらどうしよう……と当日はヒヤヒヤもしていましたが、みんなの喜ぶ顔や楽しそうな様子が見られた創業記念日になり、少しホッとしました。

    こんな時期だからこそ、社員の気持ちを明るくし、社内コミュニケーションを活性化させるために、アナログでぬくもりのある贈り物を、ぜひ選んでみてはいかがでしょうか。

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