エンゲージメント率って何?

「ファ」のノウハウ 採用お役立ち情報 2024.09.04

GA4 きほんのき「エンゲージメント率」って何?

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新しくなったgoogle analytics、通称 GA4。プロでも、慣れるまではかなりややこしく、分析することが難しいツールとなっています。今回は、GA4の指標の一つであるエンゲージメントについて、初心者の方にもわかるように簡単に書いてみました。

CONTENTS

    エンゲージメントとは?

    エンゲージメント(engagement)を英語で調べると、婚約や約束、契約など「?」がよりついてきてしまう、最近になってよく使われている言葉。私、筆者は、エンゲージメントを「つかみ」のような感覚で捉えております。

    GA4では、「エンゲージメント」はユーザーがサイトやアプリとどれだけ積極的に関わっているかを示す新しい指標としています。

    具体的には以下のように定義されます:

    • エンゲージメントされたセッション(Engaged Session)
      • セッションの継続時間が10秒以上
      • 1つ以上のコンバージョンイベントが発生
      • 2つ以上のページまたはスクリーンビューが発生

    上記の条件のうちどれか一つを満たせば、そのセッションは「エンゲージメントされたセッション」としてカウントされます。

    googleのヘルプページ エンゲージメントについて

    エンゲージメント率とは?

    GA4のエンゲージメント率は、以下のように計算されます。

    エンゲージメント率 = エンゲージメントされたセッション数/総セッション数 × 100

    エンゲージメント率の目安は?

    WEBサイト全般の場合は、20%~40%。

    ブログやコンテンツサイトの場合は、目標値はより高く設定されることが多く、40%~60%。

    上記の範囲で設定されることが多いかと思います。

    なお、アメリカでは、平均のエンゲージメント率がB2Bの場合は63%、B2Cの場合は71%というレポートも出ており(参照元ページ)、日本より高い結果が出ています。

    国も違えば、WEBサイトの作りも違うっていうことなんでしょうね。。。きっと。

    採用サイトのエンゲージメント率の目安は?

    合同会社ファニプロは、採用ブランディングに強い制作会社なので、採用サイトに特化した情報もお伝えしたいと思います。

    採用サイトにおいてのエンゲージメント率の目標値は、30%~50%程度を目標にするとよいかと思います。

    採用サイトでは、応募者が求める情報(会社の概要、文化、仕事内容、応募方法など)を確認し、エンゲージメントすることが重要です。30%以上のエンゲージメント率があれば、訪問者がサイトのコンテンツに一定の関心をもち、複数のページを閲覧したり、応募フォームに進むなどの行動をとっていると考えられるためです。

    30%未満の場合は、導線の確認やコンテンツの最適化を至急することをおすすめします。

    30%~50%の場合は、どのページが特にエンゲージメント率が高いのか、また、低いのかを調べ、注力すべきページ、コンテンツを選ぶと良いかと思います。

    それ以上の場合は、素晴らしいですので、もしご覧いただいている方が採用担当者の方(クライアント側)の場合は、是非制作者の方にお礼のメールでも送ってあげてください。笑

    エンゲージメント率以外にも注目すべきこと

    採用サイトの訪問者は、情報収集を目的とすることが多いため、エンゲージメント率の他にも平均セッション時間やページビュー数、応募フォームへの遷移率も評価指標として重要かと思いますので機会があればチェックすることをおすすめします。

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