会社紹介動画は、企業の認知度向上やサービス理解を目的とした動画です。動画にすることで、Webサイトやパンフレットと比べ、物語(ストーリー)を伝えやすく、動画を観てもらいたいターゲットの感情に働きかける上で役立ちます。
今回は、会社紹介動画の制作を検討している企業の広報担当者や採用担当者に向けて、弊社の制作事例を用いながら、「会社紹介動画の種類」と「制作前に整理すべきポイント」を紹介します。制作会社に依頼する際に役立てていただければ幸いです。
CONTENTS
【目的別】会社紹介動画の種類
会社紹介動画の主な目的として「コンセプト・ブランドメッセージに共感してもらう」「事業内容・サービスを理解してもらう」「人・社内の雰囲気を具体的にイメージしてもらう」の3つがあります。
それでは、それぞれの目的別に、弊社の制作事例を用いながら、会社紹介動画の種類についてみていきましょう。
1. コンセプト・ブランドメッセージに共感してもらう
ターゲットに自社への興味関心を持ってもらいたい、自社に対して特定のイメージを持ってもらいたい、という場合、企業のコンセプトやブランドメッセージを中心に伝える会社紹介動画がおすすめです。
「コンセプトムービー」や「企業メッセージ動画」と呼ばれる会社紹介動画では、印象的なキャッチコピーやメッセージを軸に、ターゲットに抱いてもらいたいイメージを訴求します。どのような会社かイメージを湧かせ、価値観に共感してもらうことで、ブランディングの成功につなげることができます。
事例1:ミツトヨ様 企業メッセージ動画
採用活動において学生の認知度向上のために制作した、企業メッセージ動画です。「もしもミツトヨがなかったら」という冒頭のコピーから始まり、ミツトヨの技術がいかに社会にとって欠かせないか、ということをインパクトを持って訴求している会社紹介動画となっています。
2. 事業内容・サービスを理解してもらう
事業内容やサービスに興味を持ってもらいたい、わかりやすく機能やメリットを伝えたい、という場合、事業内容やサービスを中心に伝える会社紹介動画がおすすめです。
事業やサービスの理解促進を目的とした会社紹介動画の場合、わかりやすさが重要です。例えばインフォグラフィック(情報やデータを簡易的なイラストやアイコンで表現したもの)を用いたり、視聴者が動画内の要素をクリックしながら進んでいくインタラクティブ動画という形式にしたりすることで、会社への理解度が深まる動画となるでしょう。
事例2:ユアパートナー様 企業紹介インタラクティブ動画
対面営業が難しい中でも、お客様にサービス内容をよりリアルにイメージしてもらえるよう、営業ツールとしても活用できる会社紹介動画を制作しました。“視聴者が能動的に視聴できる”インタラクティブ動画という形式で表現することで、よりサービスの理解促進につながるよう工夫しています。
3. 人・社内の雰囲気を具体的にイメージしてもらう
働く人やオフィスの雰囲気を知ってほしい、店舗や施設の中の魅力をもっと伝えたい、という場合、社員や社内の様子を撮影した会社紹介動画がおすすめです。
複数の社員が登場するインタビュー動画や、オフィスや関連施設の中を見て回っているような映像は、自社の空気感を存分に伝えられ、安心感や親しみやすさを感じてもらうことにつながります。
事例3:救世軍ブース記念病院様 施設紹介動画
コロナ禍で来院できない入居・入院希望者やそのご家族に、施設の雰囲気を動画で知ってもらえるよう制作した施設紹介動画です。各エリアのポイントを簡潔な文章で紹介しながら、実際に歩いているような動きのあるカメラワークで、視聴者に施設内の様子をわかりやすく伝えています。
制作前に押さえておきたい3つのポイント
会社紹介動画はポイントを押さえて制作することで、より効果を発揮します。逆に、ポイントを押さえずに作ってしまえば、無駄なコストが発生したり、誤ったイメージをターゲットに届けてしまったりする可能性もあります。
そこで、会社紹介動画を制作する前に押さえておくべきポイントを3つ紹介します。
1. 現状の目的・課題を整理する
会社紹介動画の制作を検討するということは、何らかの課題や目的があるはずです。たとえば「会社やブランドに対するイメージを刷新したい」「サービス内容をわかりやすく伝えたい」「実際に足を運べない人にもオフィスや関連施設の様子を知ってほしい」など、何のために動画を制作するのか、目的や課題を整理しましょう。
「課題が色々あって整理できない」「何をゴールとしたらいいかわからない」という場合は、動画制作会社など、プロに相談してみることもおすすめです。
2. 動画のターゲットを明確にする
なるべく多くの人に伝わるような動画にしたい、と思うあまり、ありきたりな内容になってしまったり、印象に残らない動画になってしまったりすることに注意しましょう。会社紹介動画を「誰に」届けるかを明確にすることで、動画で伝えるべき内容が整理され、効果的にターゲットへ訴求できます。
例えば採用活動で会社紹介動画を活用する場合は、ターゲットとなる“求める人物像”を整理することが必要です。「自社にとって最適なターゲットがわからない」という場合は、ターゲットの整理や会社の強みの整理など、採用戦略の上流工程から携われる制作会社にぜひ相談してみましょう。もちろん、弊社へのご相談も大歓迎です。
3. 社内のリソースを確認する
動画制作をするにあたり、特に内製の場合や安価な動画制作サービスを利用する場合には、制作担当者や作業時間の確保が必要となってきます。出演する社員の選定や撮影の日程調整、撮影、編集なども含め、ほかの業務と併行しながら動画を制作するのはなかなか難しいものです。
そのため、まずは社内に動画制作のための十分なリソースがあるかを確認しましょう。「社内に動画制作のノウハウがなく、どの程度のリソースが必要なのかわからない」という場合は、気軽に動画制作会社に相談してみましょう。
会社紹介動画は制作会社に相談しよう
ここまで、会社紹介動画の種類や制作前に押さえておきたいポイントについて紹介しました。ポイントを押さえて課題解決につながる会社紹介動画を制作するには、動画制作のプロである制作会社に相談するのがおすすめです。
予算が少ないからといって、内製や安価なサービスを利用しようとすると、納得のいくクオリティにならなかったり、想定以上に作業工数がかさんだり、無駄なコストが発生してしまう原因にもなりかねません。効果的な会社紹介動画を制作するために、確かな制作ノウハウを持つ制作会社に依頼することをぜひ検討しましょう。
また、制作会社に依頼して動画制作をする場合は、要望を伝えたり疑問点を質問したりなど、コミュニケーションの取りやすい制作会社を選ぶことが制作をスムーズに進めるうえで重要となってきます。
制作会社へのお問い合わせ=申し込み、ではないため、気になる制作会社には気軽にお問い合わせをしてみましょう。一度担当者と打ち合わせをしてみて、意図を汲み取ってもらえそうか、丁寧に対応してくれそうかを見極めてみることがおすすめです。
会社紹介動画の制作に悩んだら、ぜひファニプロへお気軽にご相談ください。
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