はじめに

ファニプロは、採用ブランディング会社として様々な採用コンテンツを制作しています。映像制作をするにあたり、日々たくさんの映像に触れている私たち。その中で、「いいね！」「面白い！」と思った採用映像を厳選し、自社・他社問わず紹介する企画を始めることにしました。選んだ7本を「神7」ならぬ『ふぁに７』と題し、ジャンル別にお届けしていきます！

採用映像を作りたいけど、何から始めればいいかわからない…というお悩みを持っている皆さま、少しでもこの記事が役に立てば嬉しいです。

『ふぁに７』シリーズ第2弾は【会社紹介映像】をご紹介します！

• ▼『ふぁに7』シリーズ一覧はこちらから▼
• 【第1弾】　仕事紹介映像
• 【第2弾】　会社紹介映像　←本記事
• 【第3弾】　coming soon …
• 【第4弾】　coming soon …
• 　　：　　　　　：

会社紹介映像について

会社紹介映像とは？

企業の魅力やビジョン、事業内容、社風、強みなどを分かりやすく伝える動画です。インタビューやオフィス・現場の風景、働く様子などを通じて企業の魅力を発信し、視聴者に親近感を与えながら企業理解を深めてもらうことができます。

制作するメリット

会社紹介映像は、求職者が自分に合う企業かどうかを判断する手段のひとつとなり、入社後のミスマッチの防止につながります。また、親近感と安心感も与えられるため「この会社で働きたい」と共感する求職者が増え、応募意欲の向上にも効果があります。企業にとっても、優秀な人材や求める人材を引き寄せ、求職者と企業双方にとってより良いマッチングを実現する重要な役割を果たします。

さらに、動画を通じて自社の魅力を伝えることは、競合他社との差別化が図ることもでき、採用活動にとどまらず、企業ブランディングの強化にもつながります。企業の透明性や誠実さもアピールできるため、複数のプラットフォームで活用することで、求職者だけでなく取引先や顧客からの信頼を得る効果も期待できます。

採用動画事例まとめ『ふぁに７』｜会社紹介映像編

それでは、私たちが厳選した、会社紹介映像を7本ご紹介いたします！

• 主に、以下3つの視点から選ばせていただきました。
• ・印象に残りやすいか
• ・情報が伝わりやすいか
• ・興味をひきつける演出か

• ※取り上げている順番は、会社名（会社形態を除く）の五十音順となります。
• ※本記事内にて紹介されている映像は、当社の実績ではないものも含まれております。ご紹介している企業様やその制作会社様で、掲載の取り消しをご希望の場合は速やかに対処いたしますので、当社までご連絡くださいませ。

【１】株式会社エヌデーデー

全編を通じてアニメーションで構成され、イラストがキャッチーで印象に残りやすいインフォグラフィック動画です。ナレーションと視覚効果を組み合わせ、2分半程でまとめた動画は企業の特徴やサービス内容をわかりやすく伝える内容になっています。表情やパーツの動きなど細かいディテールにも配慮されていて個人的に何度も参考にさせてもらっている動画です。

【２】サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社（制作：合同会社ファニプロ）

弊社の動画パッケージ「PAKETUNE MOVIE」を活用して制作した会社紹介映像です。社長へのインタビューを通じて、「会社のビジョン」「求める人材像」「求職者へのメッセージ」を伝えています。インタビューのみという演出のなかで、固定画角の映像に加え、手持ちカメラで動きを取り入れることで、伝えたいメッセージに説得力を持たせています。動画はこちらからもご覧いただけます。

【３】竹村電気工事株式会社

映像全体が落ち着いた雰囲気で、プロフェッショナルさと信頼感が伝わる映像です。代表取締役のインタビューでは、社員を大切にしている会社の想いが伝わり、求職者に安心感を与えています。また、実際に働く社員の姿を映し出し、仕事のリアルな一面や職場の雰囲気が感じられるところが魅力的だと思いました。

【４】本田技研工業株式会社

「The Power of Dreams」のスローガンを中心に、挑戦や革新・技術力や未来志向のメッセージが強調され、視覚的にも感情的にも印象に残りやすい構成になっています。複数の分野での取り組みが分かる内容になっていて、モビリディの未来や地球環境への配慮など、企業としての先進性や情熱が伝わり、興味を引き付ける動画になっています。

【５】DM三井製糖株式会社（制作：合同会社ファニプロ）

単なる会社紹介にとどまらず、「技術職社員から選ばれる理由」をテーマに、アニメーションとニュース形式の演出で三井製糖さまの魅力を整理しました。ナレーションだけでなく、社員インタビューも交えながら働く環境や社風を紹介することで、説得力のあるコンテンツに仕上げました。動画はこちらからもご覧いただけます。

【６】三菱倉庫株式会社

企業の業務内容と使命をドラマ形式で描いた動画です。日常的に業務に取り組む様子を描きながら、物流業務の重要性や仕事の誇りを伝えていて、三菱倉庫の企業文化や物流業界のリアルな一面が感じられる内容になっています。企業紹介をドラマにするところがとても斬新だと思いました。

【７】株式会社ワールドコーポレーション

3分という短い尺で、テンポ良く見やすいインフォグラフィック映像です。線グラフの線がカラーコーンであったり、棒グラフがビルの形になっているなど、建設業界ならではのアイコンが随所に使用されており、アイデアのユニークさが印象的でいいなと思いました。

動画を制作する際の４つのポイント

ここまでは、会社紹介動画の事例をご紹介しました。では、採用活動に効果的な会社紹介映像にするためには、どうしたらよいでしょうか。ここでは、制作する際に押さえておきたいポイントを4つほどご紹介します。

①ターゲット・求める人物像を明確化する

「新卒学生向け」「転職活動中の求職者向け」など、「どんな人に向けて作りたいか」をまず明確にすることが大切です。学生や求職者のパーソナリティやスキルは十人十色。そして、企業が求める人物像も様々です。ターゲットを明確化することで、動画で取り上げる要素が整理され、伝えたい内容を適切に訴求することが可能です。

②伝えたい要素を考える

会社紹介動画では、情報を詰め込みすぎると視聴者が混乱するため、伝えたい内容をターゲットに合わせて選ぶことが重要です。例えば、学生には「社風」「ビジョン」「成長環境」、転職者には「働く環境」「即戦力のスキル」など、それぞれの関心に合わせた要素を具体的に盛り込むと効果的です。視聴者が求める情報を的確に伝えることで、より効果的な動画を制作できます。

③自社の強みを再確認する

企業独自の強みや価値を伝えることで、視聴者に自社の印象を強く残すことができます。業界でのポジションや成功事例を紹介したり、あるいは自然体な社員の様子を見せたり、各企業の魅力や個性に合わせた演出方法で表現していきます。動画制作の前に自社の強みや独自性を再確認することは、とても重要なポイントとなります。

④どのような雰囲気の動画にするか

動画で自社を表現する際には、「明るく元気なイメージ」「スタイリッシュでかっこいい」など、どのような雰囲気の動画にするかも大切なポイントとなります。撮影方法やBGM、テロップ等のデザイン次第で映像の印象は大きく変わります。企業のカラーや伝えたいことに合わせて演出することで、それぞれの企業が持つ独自の雰囲気を効果的に伝えることができます。

まとめ

以上、効果的な会社紹介映像を作る上でのポイントを4つご紹介しました。これらのポイントを意識することで、求職者にとって理解しやすく、応募意欲を高める映像を作ることができます！

採用活動をさらに充実させるためには、魅力ある採用映像に加えて、採用サイトやパンフレットもとても効果的です。また、制作会社に依頼する際には、企業の持つ魅力や強みの整理など、上流工程から携わることのできる制作会社をおすすめします。ぜひファニプロもご検討ください。

採用動画の費用相場

採用映像の費用は、取材撮影の日数や、映像の構成・演出方法などによって変わってきます。「採用動画制作の費用感が分からない」「どのような採用動画で、どのくらい費用がかかるか知りたい」という方は、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください！

採用動画制作の費用と料金相場

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました！次回は【座談会映像】をご紹介しますのでお楽しみに！

ファニプロでは、動画コンテンツ以外にも、WEBサイト、パンフレットなど、様々なツール制作の実績がございます。もちろん、採用以外のご相談も大歓迎です！気になることがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ！