「ファ」のノウハウ 2023.09.15

中小企業が採用サイトを作るべき理由

#採用サイト#中小企業#インタビュー

大手の企業に比べて、採用人数が少ない中小企業では、採用サイトを持っていなかったり、コーポレートサイトに採用情報のページはあっても募集要項だけが書かれていたり、ということが多いです。

今回は、弊社代表の山川に、「企業が採用サイトを持たないとどうなるのか」、「中小企業が採用サイトを作るメリットは何か」などについてインタビューしました。

CONTENTS

    メンバー紹介

    山川(インタビュイー)
    ファニプロ代表でクリエイティブディレクター。

    吉澤(インタビュアー・執筆)
    ファニプロの広報・マーケター。

    多くの学生と接点を持つだけでは意味がない

    Q:採用サイトより、イベント参加に力を入れたほうがいいのでは?


    山川:求人ナビ主催の合同企業説明会やEXPOなどの採用イベントに参加して、就活生との接点を増やすことに力を入れている中小企業も多いね。知名度が高くない会社であれば、そういったイベントに参加することで多くの就活生と接点を持てるっていうのは良いことかもしれない。

    でも「とにかく就活生との接点を増やす!」ということを目標にすると、求める人物像とは全く違う人との接点も増えてしまって、母集団形成がうまくいかなかったり、採用のリソースを無駄にしてしまったりもする。イベントに参加して、より良い採用につなげるためには、会社の魅力や強みを整理した上でイベントに参加することが大切なんだ。


    Q:採用サイトがないことでどんな影響がありますか?


    山川:気になる企業があったら、正式なエントリーの前や選考前に、その企業のWebサイトをチェックするよね。合同企業説明会でせっかく知ってもらったのに、Webサイト上に採用情報があまり乗っていなかったり、情報やデザインが古かったりすると、信頼度や印象に関わってくるよ。

    他社と比較される採用活動だからこそ、他社と比べて情報不足で判断できない、ということは避けたいよね。


    採用サイトは作る過程にも価値がある

    Q:具体的に、採用サイトを作るメリットは何ですか?


    山川:一つは、採用サイトが自社への志望度を高める後押しになるということ。就活生が企業の採用サイトを見るタイミングとしては、エントリーシートを書くときや面接の前がある。何回も見るタイミングがあるからこそ、そこで彼らの知りたい情報や知っておいて欲しい情報を掲載しておけば、求める人物像からの志望度を高めるとともに、ミスマッチのない採用につなげることができるね。

    もう一つ、大きなメリットとして忘れてはいけないのが、採用サイトを作る過程で「自社の魅力を棚卸しできること」「求める人物像を整理できること」

    特に制作会社に依頼して制作する場合、第三者の目が入る分、それまで気づかなかった自社の魅力や強みが見えてくるし、それがターゲット(求める人物像)にどう刺さるかというのも、客観的に判断できるようになる。だから、採用活動全体を通してターゲットに向けて何を伝えるべきかが自ずと整理されるんだ。

    これは採用サイトに限らず、合同企業説明会や選考時であっても必要なことだから、採用活動全体にとって、採用サイトを作るメリットは大きいよ。


    Q:実際、中小企業の採用サイトで依頼の多い価格帯はいくらくらいですか?


    山川:中小企業の採用サイトの場合、100万円〜200万円程度の価格帯で制作することが多いね。そして、一度作れば3~5年程度は使い続ける企業様が多い。なので、そういったところも鑑みて、採用サイトの予算感を設定するといいと思う。

    もし予算的な理由で採用サイトを作っていないのであれば、それはもったいないかもしれないね。採用サイトを作り、きちんと自社の魅力の棚卸しやターゲットの整理などをした上で、求職者との接点を増やせるようなイベントやナビサイトに投資する。そのほうが、より良い人材獲得に繋がりやすく、長期的な目で見れば採用コストの削減にもなるのではないかな。

    まとめ

    中小企業が採用サイトを作るべき理由をまとめると、下記の3点です。

    1.選考過程で信頼度や印象に影響を与える
    2.第三者の目線で自社の魅力や求める人物像を整理できる
    3.長期的に見て採用コスト削減につながる


    これから採用サイト制作を検討中の方は、この3点をぜひ参考にしていただければと思います。

    ファニプロでは、100万円以内で作れる中小企業様向けの採用サイト制作パッケージをご用意しています。興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

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